CO2削減をプラスに変える!「つなげる×わかる 」ソリューション ムダを減らせば、明るい未来が待っている?

で、うちの工場 エネルギー削減って実際どうなの?

できるだけ無駄をなくして、光熱費や燃料費を下げたい。
でも、どうやって?考えてみましょう。
健康な人の体は、様々な器官が効率よく働いています。
工場も原理は同じ、ひとつひとつの設備や機器がどう働いているか。
稼働状態をきちんと把握すれば、対処方法が見えてきます。

設備の健康診断って、なに?

どこに無駄があるのか、どこを改善すれば良いのか?
それって「測らなきゃ、わからない」こと。
そこで、IHIは機器や設備単位で簡単に健康診断ができる
「つなげる × わかる ソリューション」を始めました。

step1 測る カンタンに始めて、正確に把握する。

取り付ける

データを収集する「PUSHLOG」を
測りたい設備に取り付けます。

※設備・機器のメーカーは問いません。
※IHI製品をご利用の方は専用の機器があります。

自動でデータ転送(開発中)

取得したリアルタイムデータは自動で転送され、
いつでも閲覧が可能に。

通信・クラウド環境はセットになっているので、
別途回線契約などは不要です。

状況がわかる

常時モニタリングを実施しているため、
工場内の機器や設備の稼働状況が
リアルタイムで正確に把握できるようになります。

10分で立ち上げ可能!オールインワンパッケージ

必要なモノはこの3つ。すべてが揃ったオールインワンパッケージで、専門知識やプログラムも不要です。わずか10分で立ち上げ可能なカンタン設定で「データ収集」や「遠隔監視」をすぐに開始できます。

通信費・クラウド利用料も込み込みです

データの送信に必要な通信費・クラウド使用料は初期価格に含まれます。毎月の支払いも必要ありません。データの収集は1分周期、最大20デバイス(PUSHLOG)までは追加費用なしでOK。収集したデータの保存期間は13か月です。

データ収集最小1分周期!最大20デバイス(PUSHLOG)通信費・クラウド利用料込み!

光熱費、エネルギー消費量やCO2排出量も一目でわかる

稼働データはリアルタイムで常時モニタリングされ、分かりやすく見える化。いつでもチェックできるため、機器・設備の稼働状況の詳細を様々な角度から把握できます。

●リアルタイムモニタリング
●トレンドグラフ表示
●エネルギー消費量
●CO2排出量
●燃料代シミュレーション

PDF形式でダウンロード可能内容は開発中のものです

IHIのプラットホーム「ILIPS」、だから安心

IHI製品をご利用のお客様向けに効率的な運用サポートやデータ分析に活用されている「ILIPS」。本サービスはこのプラットホームを利用しています。信頼性と実績を備え、高度化・進化する「ILIPS」。導入時はもちろん、先々まで、安心してご利用いただけます。

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step2 減らす データを分析して、改善策を探る。

分析・診断

収集した正確な稼働データを分析することで、
ムダな稼働やコスト高につながっている設備など
を明らかにしていくことができます。

この時間帯、稼働効率が悪いな

改善策を探る

明確になった課題を解決するために。
時間帯別の生産調整や機器の入れ替え検討など
省エネ・省コスト化への改善策を
探ることができます。

稼働機器を減らす?機器を入れ換える?

設備や機器の稼働率を分析して、省エネプランの構築にご活用ください

機械ごとの稼働状況をリアルタイムに把握することで正確な稼働率が「見える化」できます。低稼働率の機械が把握できれば、要因を分析し、改善活動に取り組むことができます。たとえば、待機電力の削減など、エネルギー消費量の削減につなげることができます。

IHIならではの運用・サポートのご提案も可能です

ムダな稼働を減らし、省エネ・省コスト化を目指す皆さまへ。IHIでは、エネルギー使用量の低減やCO2排出量の削減を支援する高性能な産業機械を多岐にわたり提供しています。機器の入れ替えによるエネルギー消費量の効率化や運用の提案も含め、お客さまを支援していきます。

事例:食品加工の現場で省エネ!

バイオ燃料を利用して、最大65%の燃料費を削減!

食品加工過程で発生する廃食油を燃料として再利用することで、燃料費を削減する!これはIHI汎用ボイラが提供する「廃食油焚ボイラ」のお話。廃食油は廃油清浄装置で全量清浄し、100%再利用が可能で、新たに燃料を購入するのに比べ、最大65%コスト削減が可能となります。また、本来破棄していた廃食油をバイオマス燃料として再利用することで、省資源化にも貢献。化石燃料使用の削減とCO2排出量の削減を実現するソリューションです。

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step3 もっとイイコト “減らす”の、その先へ!

うちの工場、省エネにコミットしたで終わりなの?

省エネ・省コスト化を進めると、企業は体力が回復し健康体に近づきます。
課題は山積みかもしれません。
でも、その企業努力は新しい価値を生み出します。

エネルギー消費量の削減はCO2排出量の削減に密接にかかわっています。
IHIの「つなげる × わかる ソリューション」は
CO2排出量の削減が生み出す“価値”を企業に還元するお手伝いもしています。
“減らす”だけで終わらない。
その先のもっとイイコト、IHIがナビゲートします。

CO2削減で“利益”を生む、仕組みがあります

省エネを進めCO2排出量を削減する。この取り組みは燃料費等の直接的コストダウンに加え、新たな“利益”も生み出します。それが“カーボンクレジット”。そのメリットのひとつがCO2削減量を“クレジット”(環境価値※)と呼ばれる購入や取引が可能なポイントに置きかえて、企業間等で売買できる仕組みが用意されていること。CO2削減にむけた企業の取り組みを「クレジット売却による利益」として還元することができます。

※ 環境価値とは「CO2排出削減に貢献することで与えられる価値」です。「J-クレジット」「グリーン電力証書」「非化石証書」として購入や取引が可能です。

シミュレーション:還元額をCHECKしてみよう!

8年間でCO2排出量の削減でいくら「還元」される?

ボイラ設備を置き換えた場合<重油から都市ガスに燃料転換>
  • プロジェクト実施後の燃料使用量:277千Nm3/年
  • A重油の単位発熱量当たりのCO2排出係数:0.0708tCO2/GJ
  • 都市ガスの単位発熱量当たりのCO2排出係数:0.0513tCO2/GJ
  • 都市ガスの単位発熱量:43.6GJ/千Nm3
  • プロジェクト実施後の生成熱量:277×43.6×(89.3/100)=10784.94GJ
  • プロジェクト実施後のCO2排出量:277×43.6×0.0513=619.6tCO2
  • ベースラインの排出量:10784.94×(100/89.7)×0.0708=851.3tCO2
  • 省エネルギー由来J-クレジット価格実績:1500円/tCO2
  • 総CO2削減量:(851.3tCO2-619.6tCO2)×8年=1848tCO2
  • 総クレジット量:1848tCO2×1500円/tCO2=2,77.2万円
太陽光発電設備の場合<ドラッグストア50軒分のとりまとめ>
  • 電力生成量:18000kWh/ 年(1軒・1 年あたり)
  • 一般送配電事業者調整後CO2排出係数(2022年):0.000433tCO2/kWh
  • 再生可能エネルギー由来J-クレジット価格実績:3000円/tCO2
  • 総CO2削減量:18000kWh/年×50軒×0.000433tCO2/kWh×8年=約3118tCO2
  • 総クレジット量 :3118tCO2×3000円/tCO2=935万円

●試算(50軒・8年あたり)

  • 自家消費量:720000kWh
  • CO2削減量:3117.6t
  • クレジット費:9352800円

国が認証する“カーボンクレジット”をIHIがまとめて手続き

クレジット還元と言っても、手続きが面倒なのでは?そう感じる企業の皆さまへ。IHIではCO2の削減量を“クレジット”として国が認証する“J-クレジット制度”の手続きを、お客様に代わり行っています。認証には細かな手続きと時間が必要ですが、お客様のCO2排出削減量をIHIが取りまとめて申請・認可の手続きを行うため、お客様は手間やコストをかけずに“クレジット”を活用できるようになります。これがIHIがサポートする「CO2削減の企業努力をお客様に還元する」仕組みです。

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よくある質問

  • 気になる設備だけとか、産業機器1台という単位でも可能ですか?

    もちろん大丈夫です、ボイラー1台でも工場まるごとでもお任せください。

  • IHIの設備や機器ではないのですが、大丈夫ですか?

    どのメーカーの製品でも対応します。

  • 診断にはどのくらいの期間モニタリングが必要ですか?

    お客様の設備や課題点などによっても異なります。まずはご相談ください。

  • カーボンクレジットって、なんですか?

    CO2などの削減量、吸収量を「クレジット」として発行し、ほかの企業などとの間で売買できるようにする仕組みです。IHIでは国が運営する「J-クレジット制度※3」の認証手続きをお手伝いいたします。
    ※3 「J-クレジット制度」についての詳細はこちらから

ソリューションのご紹介

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