食品加工過程で発生する廃食油を燃料として再利用することで、燃料費を削減する!これはIHI汎用ボイラが提供する「廃食油焚ボイラ」のお話。廃食油は廃油清浄装置で全量清浄し、100%再利用が可能で、新たに燃料を購入するのに比べ、最大65%コスト削減が可能となります。また、本来破棄していた廃食油をバイオマス燃料として再利用することで、省資源化にも貢献。化石燃料使用の削減とCO2排出量の削減を実現するソリューションです。
- プロジェクト実施後の燃料使用量:277千Nm3/年
- A重油の単位発熱量当たりのCO2排出係数:0.0708tCO2/GJ
- 都市ガスの単位発熱量当たりのCO2排出係数:0.0513tCO2/GJ
- 都市ガスの単位発熱量:43.6GJ/千Nm3
- プロジェクト実施後の生成熱量:277×43.6×(89.3/100)=10784.94GJ
- プロジェクト実施後のCO2排出量:277×43.6×0.0513=619.6tCO2
- ベースラインの排出量:10784.94×(100/89.7)×0.0708=851.3tCO2
- 省エネルギー由来J-クレジット価格実績:1500円/tCO2
- 総CO2削減量:(851.3tCO2-619.6tCO2)×8年=1848tCO2
- 総クレジット量:1848tCO2×1500円/tCO2=2,77.2万円
- 電力生成量:18000kWh/ 年(1軒・1 年あたり)
- 一般送配電事業者調整後CO2排出係数(2022年):0.000433tCO2/kWh
- 再生可能エネルギー由来J-クレジット価格実績:3000円/tCO2
- 総CO2削減量:18000kWh/年×50軒×0.000433tCO2/kWh×8年=約3118tCO2
- 総クレジット量 :3118tCO2×3000円/tCO2=935万円
●試算(50軒・8年あたり)
- 自家消費量:720000kWh
- CO2削減量:3117.6t
- クレジット費:9352800円